2011年12月7日水曜日

急性白血病と慢性白血病の違い

赤血球、白血球、血小板といった血球は骨髄で作られている。骨髄には造血幹細胞という全ての血球に変身(分化)できる親玉がいます。

例えば、赤血球は
造血幹細胞→前駆細胞→前赤芽球→好塩基性赤芽球→多染性赤芽球→正染性赤芽球→赤血球
という過程を経て作られる

造血幹細胞が血球に変身する過程で、どこかに異常が出ると白血病になります。

白血病とは異常な血球(正常に分化できなかった血球 )が増殖することで、正常な血球が作られなくなる病気です。

ここから、慢性と急性の違いを説明していきます

急性白血病では、造血幹細胞が正常な血球になる前に変身をやめてしまいます。こうなると役に立たない血球が大量に作られます。正常な血球が全く作られないので、体はさらに新しい血球を作ろうとします。こうして、異常な血球ばかり血液の中に貯まっていきます。かなりヤバい状態です…(´・ω・`)

慢性白血病では、最後まで変身は終わっているけど、完成した血球が役立たずなんです。正常に機能する血球も作りますが、ダメな血球もよく作ります。これが酷くなると結果的に急性白血病になります。

白血病にはたくさん種類があります。赤血球がダメだったり、白血球がダメだったり、リンパ球がダメだったり、大元の前駆細胞がダメだったりと多彩です。全部の白血病を覚えるのはめちゃめちゃ大変でした。というか覚え切れてない(´д`)

白血病という名前ですが、白血球だけに異常がある病気じゃないんですね。赤白血病という病名もあるし…。あと、白血病は血液の癌と呼ばれますが、なぜかというと異常な血球が大量にできるからなんですね。

とにかく治療が大変な病気ですが薬の進歩で、症状の進行を食い止めることができるようになっています。ですが、根治させるためには骨髄移植しかないのが現状です。

いつかもっとよい治療法がでるといいなと思いました!