2010年3月8日月曜日

ネットvsマスメディア(ハチとヒトデはどっちが強い?)


この記事を読んでいると少し切なくなりました。


そして、この記事を読むと希望が湧いてきました。

最近、思うのですが、

ネットの出現により、「中央権力集中型の組織(=ハチ型)」が廃れ、「権力分散型の組織(=ヒトデ型)」が台頭してきたなと。

ハチ型の場合、女王バチを中心とした統制のとれた組織が形成されます。女王バチさえ無事ならばどんどん組織を拡大し巨大化させることができます。また、その組織に属する限り働き蜂の生活はある程度保証されています。しかし、働き蜂に自由というものはありません。また、女王バチが死ぬと組織は崩壊し、ほとんどの働き蜂は生き残れません。

ヒトデ型の場合、ヒトデは単体でも生き残れます。そして、ヒトデを傷つけても、分裂し、体力を蓄え、増殖します。栄養さえあれば、どんどん勢力を拡大していきます。逆に、栄養が少なければ取り合いを起こし、自然消滅します。

この「ハチ型組織vsヒトデ型組織」の構図は様々なところで起きています。

例えば、「政府vsテロリスト」という関係。某政府が戦争を繰り返し、テロリストを駆逐しようとしても、更に勢力を拡大させるという悪循環に陥っているのは明らかだと思います。結局、力でねじ伏せようとしても限界があるということです。

「マスメディアvsネット」でも同様の現象が起きていると思います。マスメディアがネットを叩けば叩くほどネットは勢力を拡大させます。その答えは、ヒトデ型の組織の勢力拡大に欠かせない栄養が豊富にあるからです。その栄養とは、不満です。しかし、不満を持つ人は今も昔も同じくらいいたはずです。

どうして「ヒトデ型組織」が「ハチ型組織」に勝るという現象が起こりつつあるのでしょうか?

その答えはネットの力にあります。ネットが普及するにつれ、組織というものが簡単に構成できるようになりました。一箇所に集まる必要はなく、お金も必要としません。人と人との結びつきの輪が広がり、気軽に作れるものになったのです。

今の本やCDといったものの金額は殆どの人が高額だと感じています。また、書店や販売所に行かなければ買えないというのはもう時代遅れです。ネットですぐ買うことができ、妙な著作権ロックのかかっていないものを求めています。さらに、著作権に対して貪欲になり、色んな方法で著作権料を搾取しようとする姿勢ばかりが目立ち、一向に妥協しない姿勢は信頼をも失わせています。多くの人が多くの不満を抱えていることと思います。

これからも「ハチ型組織vsヒトデ型組織」の戦いは続くでしょう。しかし、そう長くは続かないと思います。ハチ型組織を脅かす不満の種は内部にも徐々に浸透してきているようですから・・・。